愛国心

 言葉によって「この国を愛しなさい」と教育することは不可能です。
 いくら教科書の中に尊敬すべき人物を見つけ出しても、顔を上げればおよそ尊敬できないような教師がいる。学校の外に出れば平気で吸い殻を捨てる大人がいる。そしてテレビをつければ、企業や官公庁の不祥事が報道されている。
 そのような社会で、愛国心が育つのを期待するのは困難としか言いようがありません。
 愛国心、愛国心教育とは、子どもではなく、むしろ我々大人たちにこそ求められているのではないでしょうか。
(『愛国者の条件  昭和の失策とナショナリズムの本質を問う』半藤一利 戸髙一成)



 今の文章ではありません。奥付を見ると「2006年12月14日第一刷発行」とあります。
 10年以上も前です。
 それ以前にも同じような論はありました。
 日本はどこからかこんなふうになっているのです。
 「なっている」は無責任な表現でした。
 「こんなふうにしてしまった」ですね。
 大人、教師はその重責を担っています。

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